「数字で見えると、社員の目の色が変わる。」
長野鋼材株式会社
- 金属加工
- CO2削減への取り組み
- Scope 1,2の算定・可視化
- 非上場
2025.11.27
長野鋼材株式会社 代表取締役社長 竹下様インタビュー
―2021年、長野鋼材さんは長野県のSDGs推進企業登録制度に参加されました。
そうなんです。社員のモチベーションを高めたい、そして採用にもつなげたいという思いがきっかけでした。当時は電気自動車を導入するなど、見える形の取組みをしていましたが、「実際どれだけ改善できているのか」を数字で示すことができていませんでした。せっかくSDGsに取り組むなら、ちゃんと成果を見せたいなと。
―そこで「MIeCO₂」を導入されたんですね。
はい。CO₂排出量はとてもわかりやすい指標なんですよね。社員に「こうすればこれだけ減る」と伝えられれば、取り組みやすいと思いました。何かを“見える化”するって大事なんです。
―導入してみていかがでしたか?
最初は正直、データを集めるのが大変でした。特に灯油の使用量の把握が一苦労で(笑)。でも、一度数字が出てくると面白いんですよ。「ここがこんなに出てるのか」「来年はもっと減らせるな」と、社員の間でも話題になりました。
―数字が見えることで意識が変わった、と。
そうですね。「減らせ」と言うだけでは動かない。でも“減った”という結果が出ると、自然と次も頑張ろうという気持ちになる。やっぱり成果が目に見えるのは大きいです。
―今後への期待はありますか?
ログインがちょっと面倒なので(笑)、もう少し簡単になると嬉しいですね。とはいえ、MIeCO₂を通じて「数字で語れるSDGs経営」ができるようになったのは大きな前進です。これからも継続していきたいと思っています。
(MIeCO2ではお客様の大切な情報を管理する為、ログインの際に多要素認証を採用しており、ログインに少しだけお手間をおかけしております)