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寺部商店は土木・建築工事向けの鋼材加工を行う会社であり、官公庁、ゼネコン、鉄筋・鉄骨加工業者など400社以上のお客様とのお取引があります。特に、ゼネコン業界は脱炭素への関心が高まっており、近い将来、ゼネコンからCO2開示や削減の要請が出てくることが予想されます。当社としては、その要請に先駆けて、自ら脱炭素社会に貢献する体制を整えたいと考えていました。
そんな中、お取引様である伊藤忠丸紅鉄鋼様が脱炭素支援サービス「MIeCO2」の提供を開始したとの情報を受け、話を伺いました。結果として、3つの理由からMIeCO2の導入を決めました。
① CO2可視化を超えた価値遡及へのアプローチ
MIeCO2は、単なるCO2の可視化に留まらず、脱炭素の取組をどのようにお客様に価値として還元するかに重点を置いている点が魅力でした。当社のような中小企業では、脱炭素に取り組んでいる企業はまだ少なく、業界を代表して先陣を切りたいと考えていました。この理念が、MIeCO2の目指す方向性と合致しました。
② 業界を理解したパートナーの存在
伊藤忠丸紅鉄鋼様という、同じ業界に精通したパートナーが提供している点も大きな魅力でした。伊藤忠丸紅鉄鋼様だからこそ、当社のお客様のニーズを深く理解しており、さらに当社の課題も共通言語を通じて共有できるため、非常に心強いパートナーとなりました。
③ 充実したサポート体制
MIeCO2は、充実したサポート体制が整っています。当社は、当初、何から始めて良いか分からない状態でしたが、MIeCO2チームのサポートのおかげで、CO2可視化のプロセスが想像以上にスムーズに進みました。また、可視化後もMIeCO2チームと二人三脚で価値遡及に向けて取り組んでおり、継続的にサポートを受けられる点は大きな価値だと感じています。
今後は、お客様と一緒になって脱炭素社会に向けた取り組みを促進していきたいと思っています。お客様からの脱炭素要請に対しては120点で回答出来る体制を目指しており、また、MIeCO2と協力しながら、中小企業・鋼材加工業界の先陣を切るリーダー企業へと成長したいと考えています。さらに、脱炭素への取り組みを通じてビジネスの発展を図るとともに、なによりも将来の子供たちに取っての良い社会を作っていきたいと考えています。